あなたの息を覚えている
聖書 ヨエル書2章22-23節(新共同訳)
野の獣よ、恐れるな。荒れ野の草地は緑となり/木は実を結び/いちじくとぶどうは豊かな実りをもたらす。シオンの子らよ。あなたたちの神なる主によって喜び躍れ。主はあなたたちを救うために/秋の雨を与えて豊かに降らせてくださる。元のように、秋の雨と春の雨をお与えになる。
命は日々糧を求めて、懸命に生きている。それを「努力している」と呼ぼうが「努力が足らない」と呼ぼうが、そんな呼び名とは無関係に生きている。
神は懸命に生きている命を、決して忘れない。消えまい、消されまいと生きる命。その炎が強かろうと、風前の灯であろうと、決して忘れない。
神はあなたの一つひとつの息を、決して忘れない。
沈んだり浮いたり
コロサイの信徒への手紙3章1~3節
さて、あなたがたは、キリストと共に復活させられたのですから、上にあるものを求めなさい。そこでは、キリストが神の右の座に着いておられます。上にあるものに心を留め、地上のものに心を引かれないようにしなさい。あなたがたは死んだのであって、あなたがたの命は、キリストと共に神の内に隠されているのです。
どうせ死ぬ気でやるんなら、「死ぬ」で終わりにしたくない。イエスといっしょに再浮上。
どんなに深く沈んでも、こだわる重荷を手放して、イエスといっしょに再浮上。
こだわる重荷は手放せる。死を知るイエスと再浮上。