息を貸し、引き取る
聖書 使徒言行録4章32-33節(新共同訳)
信じた人々の群れは心も思いも一つにし、一人として持ち物を自分のものだと言う者はなく、すべてを共有していた。使徒たちは、大いなる力をもって主イエスの復活を証しし、皆、人々から非常に好意を持たれていた。
イエスは無惨に殺されたが、復活した。だから我々も死に倒れてなお、神に起こされる───現代よりはるかに死が身近な時代、それは鮮やかな希望だった。
だが忘れてはいけない。現代を生きるこのわたしもまた、死すべき存在であることを。神が息を与えてくださり、神が息を引き取ってくださり、その続きがあることを。
これについては古代であれ現代であれ、その心も思いも一つ。